2010年05月05日

生産ライン

生産ライン

職人さんへの工賃は高額でもかまわない。
仕事に見合ったコストは美しい。
安ければ善 … ?
前後の事 ── を思えば

『良くて安いものはあるが、安いものに良品なし!』
が持論。
手仕事への敬意でもある。

機械 vs 人の手
大量生産 vs ひとつづつこころを込めて。

コストがまったく違ってきます。

※ 決して手仕事至上主義ではない。
  機械加工ならでは、機械への美学もしっかり理解しています。
  最高の機械加工の製品は賞賛に値する。


大量生産、効率優先生産の価格に慣れきっている今の日本の生活では
『 低価格が “普通”と思ってしまう 』
・・・と
職人の誇りや責任、手でものをつくる人への評価(対価)を
ないがしろにしてしまいがちです。

第三の道:人の魂と手で機械と共にありながら産み出す逸品。
21世紀的・・・
そんな事を考えていたら、
まさに理想の道を現実にしている方々の働き方がありました・・・

http://gyao.yahoo.co.jp/player/00787/v09415/v0941500000000536831/
↑ ナショナルジオグラフィックチャンネル 世界の巨大工場 フェラーリ


デフレというマネーゲームの異母兄弟のような目に見えない怪物と
戦う端緒はこんな所に端緒があるのかもしれない。
車には興味がなくとも、


《 文化としてのものづくり 》
《 誇りをもったものつくり 》

どの分野にも、誰でもわかるシンプルな話し。
問題は、
やるか、やらないか。
評価(応援)としてどちらをお買い上げするか。

つくる方も。
買う方も。
熟慮のタイミングに来ているのかもしれない。
「必ず自分に返ってくる」ことも前提に・・・

ここ一ヶ月の間で、友人数人宅にて
椅子や棚に信じられないトラブルの数々を目撃しています。
安物買いの銭失い。

産み出される現場の質。
生産ラインが “どんな価値を目的” に組まれているかをイメージすれば、
後々の幸福度が計れることがわかりました。



posted by iwl_ori at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 知恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月24日

自然にうまれる線。必然。

足りない時こそ、

クリエイティブ!



or-itaは必要あって、自然とうまれた。
必要と偶然 =「必然」なるほど。

足りない、無い、禁止・・・マイナス条件を “プラスに変えようと” するところに
クリエイティブの神様が降りてくる。

2006.11月、名古屋芸術大学美術学部・デザイン学部、大学院の学生さんから
【展覧会を企画・運営するというゼミ】にお招きいただいた、
織咲誠の『Line Works』--「線の引き方次第で、世界が変わる」。

会場の制約から「壁をつくる」必要が前提となり、
学生がコストをかけず扱える素材・・・で、「ダンボール」。

学生の作業も沢山やることがあり、
ダンボールを2mm以内の誤差で折り曲げる必要、
精度の保証は、作家が織咲誠がすべき…判断から
「自作:道具の改造」をして、名古屋へ送付したのだった。
(*or-ita 誕生です)

アイデア → 不具合の微調整、二回目の改良で満足いく道具に仕上がった。
数時間という短時間で苦闘も無くうまれたので、
《 デザインをした感覚 》がなく、
3年もの間、自分だけで便利に使ってました(笑)
世の役に立つ現場があることに気づき、
こうして、みなさんにおすそ分け( 量産進行中 )を思いつくまでに、
なんでこんなに時間を要したのか・・・

◎ 自然に日の目をみる時が来る日を・・・待ちわびた道具。



or-ita2010_05-IMG_4028.jpg

テープ、接着剤、金具・・・一切用いず。
『箱だけでつながっている』構造の壁(study model )


理想を信じ目標とすれは解決策は必ずみつかる!

『Line Works』--「線の引き方次第で、世界が変わる」
《 より少ないものによるより多く 》
《 物質やコストによらない利 》




学生は織咲誠式の考え方を理解し、個を超えて“シ・コ・ウ”し100%の理想を求めた。
結果、フタや底を「入れ子に組み」「斜め」に設置することで
現場に自在に対応できる、壁構造の発見に成功した。

『グルーガンやガムテープ、金具など使ったら
織咲誠先生から NGが出ると思って・・・』(石黒うい)

石黒さん、本当に良い仕事をしました。先生が教えられた瞬間でもありました。
(B・フラーの教えがまたひとう継承されたようです)

◎ 理想のカタチを求めつづける。
◎ 変に言い訳、妥協は一切せず、かつ、柔軟に最高を求める。
◎ 目先にゴロゴロしている安易な物質にたよった解決方には目もくれず、
  クリエイティブのみの解決を成功と念じる。

足りない・・・
今の時代は「先への可能性へかける気持ちと行動」が “ 足りない ”

こんな後ろ向きな時代にあって、
or-itaの量産 ── 前へ進む決意をしたのは
自然な流れ、必然だと感じている。

ピンチはチャンス!
ふさわしい時期にデビュー。
織咲誠らしい・・・とも言える。

名古屋のみなさま。
その節はありがとう。
いかがお過ごしでしょうか。


posted by iwl_ori at 21:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 知恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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